20210503
もうあっという間に5月も3日目突入である。
「5月のキャンペーン始まりましたよ~」
言うても、お客さんこっち見なくなってきた。もう今日が賞味期限だな。この言葉も。
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ストレスが凄い。
パートの身だが、今の店舗にまあまあ心身捧げている。
売上とらねばならないものを一生懸命売ったり、
その残数は社員より把握していたりする。
それなのにお給与は少ないし、
パートのババアから目をつけられるし嫌になる。
社員の押尾さんは悪い人ではないが、意志がない人だと思う。
パートのババアの操り人形のように、
パートのババアが私に言いたいことを、
押尾さん通じて言ってくる。
お前今年30だろ、それでいいのかと思う。
意志がない奴と言うのはたいてい善人面をしている。
そしてそれでへらへらしながら一生平社員を目標に生きていくのだ。
無論独身。
反吐が出る。
意志がない人間はつまらない。
お前は生きている価値がない。
死んでしまえよとすら思う。
話は急激に変わるが、結局江頭2:50のエガチャンネルから急速に人が離れたのも、これが原因ではないか。
僕等はスタッフの意図通りに動く江頭ではなく、
江頭が指揮するスタッフの下作られた番組が見たかった。
同じく、ババアがいるときの押尾さんはまさしく意思がないマリオネットで、本当にぶっ殺したくなる。殴りたくなる。でも殴ったらだめだ。知ってる。
そしてこれは江頭にも押尾さんにも言えることだが、大抵こういう奴ってストレスためこんで体調崩しているのだ。馬鹿である。
同じストレスをためるのであればせめて自分の意志で動けよとすら思う。
ちなみに僕は押尾さんの「果て」を知っている。
前の店舗のにいた。いい人と人辺りは上々。だけど、仕事に対する態度が微妙で無論売り上げも伸びず、40だけど未婚で、この前お母さまが亡くなられた。鬱屈としていてしばらく職場にも来てないそうだ。
ああ、と思った。
ああ。
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最近、親は「頼るもの」ではなく「頼られるもの」だと割り切った瞬間、
何かの覚悟が決まった感覚がある。何の覚悟かは分からない。分からないが、何かが「決まった」。
パートでもいい。バイトでもいいから、とにかく自分の心身を大事にしてこの二つの脚で立たなければならない。
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こうやって、ストレスをためた日は、
昼休みポテトを無心で食べるに限るのである。
かりかりだった。
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た。
エレベーターの真ん中に立ちガムを噛む。やっぱりあいつは殴るべきだった。
蹴った石ころが転がりゆく音は骨が燃え尽きる時に似ている。
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そういえば深夜に一瞬の悲鳴(女)と、ドン!と音がした。
それだけだったから特に気にすることはなかったし、恐らく上の階だったがそれがどこなのかも分からないから何もせずそのまま寝た。
けれど朝ゴミ出しに行くとき、「vis」のロゴ文字の入った紙袋と衣類が詰められたごみ袋が見つかった。
昨日このアパートで誰かの愛が壊れたのかもしれない。
終わり