20220309
休憩室。
「あ、山下さん」
山下さんとは、私が務めていた小売店と、レンタルビデオ店、2つバイト先が被っている主婦である。店は違うが、昨年末ヘルプ行ったらマフィンくれた。
「小売店辞めました」
「ええ~~~~」
「昨日面談して」
「まあ」
まぁ小売店で人間関係が行き詰ってメンがヘラって極まっていることを一切言わなかったので、とてもびっくりしていた。
「社会保険どうするの」
「うーん・・・ここにしようかなぁって」
当初は色々考えていたが面倒になってきてたし、結構黙々とやる作業がベースなのがまぁ、いいかなと思って。
「店長に相談してみたら?」
「ああ、いいよ」
というわけで、週5でレンタルビデオ店に勤務することがきまった。
結構私は舞い上がっているみたいで、
想像以上にルンルンになってしまったのが恥ずかしい。
***
山下さん曰く
「なんでやめたの?」
「あー・・・まぁ人間関係?というか、店長とかと合わなくて・・・」
「ああ、つっきー?」
つっきーとは前の勤務先の小売店店長の旧姓である。
「ふーん」
小売店店長は以前は山下さんの店舗にいた。山下さんはつっきーと呼ぶくらい長い付き合いなのである。
「じゃあ、私店出ます。」
「でもまぁ、正解かもね」
さらりと言われた。
「つっきー結構やめさせてるから、人」
え、あの善人丸出しの小売店店長がマジ!?
と一瞬めちゃくちゃ興味がわいたが、
「そ、そうなんですかー」
流すことにした。
忘れよう。
以前誰かがツイッターで言っていた。
「悪口を言うと、言われている対象では無く言っている本人の好感度が下がる」
***
帰宅後はなんかごろごろしていて、
色んな国の音楽の動画を見ていた。
昨日のブログではスロベニアの俳優の動画を貼ったが、プーチン批判関連で、ロシア人の音楽に辿り着いた。
基本的に反戦的な主張が多く、主流のようだった。4年前、5年前、6年前・・・。
しかも、その主張は平和な日本と違って完全に自分事であるから、とにかくガチなのである。本気の音楽に反戦が練り込まれている。反戦を叫ぶために音楽がある。
そのため言語は英語が多かった。ロシア語の意味わからないけどあの響き、キリル文字も綺麗だと思う。けれど、世界の多くの人に平和を、反戦を、と唱えるにはやはり英語のが適しているのだろう。
でも面白いことに、ロシア人の英語はどすがきいている・・・気がする。ドイツ語のようだ。
昨日のプーチンのスロベニア人の俳優は、他にトランプ、メルケル、ローマ教皇を揶揄した音楽を挙げている。
メルケル?ローマ教皇?なんで?トランプちゃんはまだわかるんだけど・・・。だったらマクロンとか安倍ちゃんの歌もあっていいのでは?
と思って何気なく「スロベニア」と検索すると、どうやらスロベニア人だけでなく少数ながら、イタリア・ドイツ・ロシア人もいるみたいなのである。
元ユーゴスラビアくらいしか知らなかったけど、そうなのかーと思う。
ヘタリア・・・30代前半から20代後半の女子ノヴァイヴル・・・結構国際問題になりかねないので、ユーゴスラビアの国々はあまり擬人化されていないのだけれども・・・個人的にはしてほしいなぁ、と思った。
マケドニア、とか。セルビアとか。モンテネグロとか。そこらへんの国々名前だけ知っている。なんとなく風景も浮かぶが、ひとつひとつの国民性だとか文化だとかが全然分からない。
ヘタリアで擬人化してくれたら、まぁ・・・偏って入るけれどイメージはつくのだけれども。
例えば、去年やってたアニメではチェコとスロバキアを扱っていた。
結構関係性がコミカルに描かれていて、はえーそんな関係性なんかとしみじみ思った。分裂しても仲は引き続きいいこと。チェコはまだ金あるけどスロバキアはまじ金がないこと。2国揃って、リヒテンシュタイン・スイスに借金していること。
ヘタリア、で思い出したが、ロシアも、そしてウクライナ・ベラルーシも無事擬人化されている。だからファン騒ぐかな、と思ったが一切そんなことは無くて、長年培われてきた界隈の民度の高さを思い知らされる。
ロシアはメインキャラクターだったが、どうなるんだろうなぁと思う。声優が、昔のセーラームーンのアルテミスの声優で、当時と変わらないといったら過言だが年齢にそぐわない貴重な青年声が聞ける貴重なキャラクターである。どうなるんだろ。
まさか韓国のように存在抹消されることは無いだろうが、出番は大幅に減るんだろうな。そこの穴を埋める国は?韓国、が妥当だとは思うがまぁ消されてんだよな。てかまぁ創作物ありきで国際問題考えるなという話なのだけれども。
ちなみに私のヘタリアの推しは、ポーランドである。リトアニアもセットだと尚良い。
ポーランド、といえば、インスタ、で、ポーランド在住のポーランド雑貨・靴下を通販している日本人女性(夫はポーランド人)をフォローしている。東欧雑貨・東欧アンティークが好きで、それ関連でフォローした人だ。
ポーランドでは一般家庭で、ウクライナ人を保護しているという。普通のポーランドの家庭で、ウクライナ人一家をかくまっているというのだ。知人の家ではウクライナ人の少女の、8歳の誕生日が祝われたそうだ。父親はその場にはいない。ウクライナから出られないのだ。
例えば、例えばだけれども、韓国や台湾が超絶危機的なことになった時に私たちはそれが当たり前にできるのだろうか。いや、島国・陸続き、且つEUという特殊な地続き・・いろいろ条件が違うのは分かるけれども。凄いなぁ、と思った。
***
中1の初めの初めの社会の授業で、「世界各国かるた」みたいなものを作らされて、ひとり一国当てがわれた。初めての本格的地誌学でもあった。
誰が何の国を担当するのか。くじ引きで決めると高らかに宣言した。40国生徒に挙げてもらい、40人にその国をあてがうというのである。冷静に考えれば、先月まで小学生だったがきんちょである。「アメリカ」に人気が殺到するのは目に見えていた。賢明な判断である。
イギリス!!!イギリス!!!
とめっちゃくちゃ祈っていたが、出席番号2つ前の子が見事にイギリスをひき、もうやるきゼロになったのを覚えている。何の国でもいいです。出来ればヨーロッパがいいです。
そのくじ引きで引いたのがポーランドだった。
私はクソ真面目にその耳にだけしたことのある国について調べた。
なので、今でもポーランドについてはちょっと詳しい。
アウシュビッツ収容所がある国。
「アーリア人」という概念。
ガリレオガリレイより先に地動説を唱えたコペルニクス(世界史B必須知識)もポーランド出身。
ちょっと前というか1年くらい前に「物語 ポーランドの歴史」を買っているが読んでいない。積んでいる「東欧短編集」と共に、近いうち読みたい(というパターンは読まないのでは?)
ちなみに、その出席番号2つ前の子とは今でも親友で、毎年元旦にあっている。今年もあった。熱海まで初詣をしにいった。
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30時。思考がまとまらなくなってきたので寝ます。
小売店の健康保険証で今日か明日心療内科行かないといけないから・・・。
あ、でもメルカリで届いた漫画は開封して、寝ます。
ときどきカバーと中身間違えて送ってくることがあるから・・・。
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LINKS
昨日のブログ。スロベニアの俳優が「プーチン辞めろ!!!」と言っている音楽だが無駄に中毒性がある。中盤出てくるクマのきぐるみの安っぽさがたまんねぇ。
tunatunaricehanemurenai.hatenablog.com
終わり