ツナの缶詰の中は快適です。よく眠れます。

私の日記、君だけに見せてあげる。

20221029 決定的に間に合わなかった。

 

20221029

 

嫌な予感がして実家に帰ったら母がとてつもなくぼけていた。

脳にがんが転移してからもう1年以上は立っていたがふつうに生活送っていた。でも、昨日はもうだめなようだった。

この前の停電の時ははっきりしていたのに、意味わからん言葉の羅列をラインに送るようになってしまった。

 

間に合わなかった。

私の人生、間に合わなかった。

 

29年間生きてきたなかで、私は不器用な方ではあるが、いろいろ何とか無理くりして間に合わせてきた。

例えば大学受験。落ちたが、私立もまぁまぁ積極的に見ていたおかげか、母校は嫌いじゃない。駅伝毎回応援しちゃう。

例えば就職。ニートになったがフリーターして無事ナントカ社会復帰している。

例えば母の病。病状を聞くとき最悪の未来を想定した。だから、今なんとかこうやってブログを書くし、私は今日恐らく8時間労働に向けてこれから出勤できる。

他にも、えっと、例えば、例えば、例えば・・・。

 

なんとなく将来私は結婚して子供を産んで孫の顔を両親に見せられると思っていた。思い込んでいた。

私の人生、決定的に間に合わなかった。

 

どこかで間に合わせられたか?

過去はどうにもならないがそう思いめぐらせる。

でも、めぐらせても、やっぱり間に合わない。

間に合わなかったんだ。

 

終わり