20221110
予想はついていた。
父親から珍しくラインの電話があり、でると「母親の体調良くない。残り1ヵ月言われた」とのことだった。
案外憔悴していた。
私も憔悴したが、それは、なんとなく予感していた。
この前帰った時呆けているところがあって、あれみて先は長くないなと予感していた。
年こせるかこせないか。
こせないのかよ。
年末年始と言ったら箱根駅伝で、関東限定の大会は今回がラストになる。
母校は一昨年から昨年一気に順位を上げて、一位をとるなら今年しかないのである。
今年は余裕でシード、出雲駅伝でも青山学院下した。
それを当たり前のように実家で見る未来はくるものと確信していたが、それすらもこないのかもしれないねとなるとどうしようもない。
どうしようもないよ。
もともと予感はしていた。
テンションがなんか自分おかしかった。
思えば母親の癌が脳に転移した時、大学時代の唯一の友達に三浦春馬の自殺をげらげら笑いながら話していたら絶交されちまったけれども、あの時のテンションに似ている。
緩急激しい。
今もほら、だからこんな言葉も昨日言っちゃったんだね。
「彼女とかいるんですか?」
「・・・結婚は?」
こんなこと一生のうちに言わないと思っていたよ。言ってしまったね。
思えば、私は完全に父親似で、コンタクトをするとそれが更に明確化されるからうーんなんだけれども、なんか昔より似てきているし、
そういえばうちの父親から母親に猛アタックして結婚したんだったね。
結婚はしてもいいししなくてもいい。
何が言いたいかと言うと、女子だからって待ってちゃだめだね。
だって滋賀と静岡毎日女の為に往復した男の第一子なんだからね。
できればそりゃあ美人でちやほやされたかったけれども、大学時代さんざんすっごく、懲りたのだった。あと新卒で入った会社でも「かわいい女の子」枠に入ってしまい、中身はぶっとんでいるものだからそのギャップに一人ハマって病んだりもした。
小中高変人枠であったし、というかまぁ変人枠だし、あと自己肯定感昔程ではないけどそんな高くないしちやほやされっとあわあわしちゃうんだっけね。
ああ、そういうところに共感したのが雨宮まみのエッセイだったか。
最近はずっとエッセイばっか読んでる。
終わり